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2015年08月29日
2015沖縄の旅(久米島)-13
次はここを廻ります。

おばけ坂からさらに北上すると国指定史跡の「具志川城跡」があります。
高台から城跡の全景が見えました。
伝説では、この城は久米島の具志川城主真金声(まかねくい)按司が伊敷索(いしきなわ)按司の
二男真仁樽(まにくたる)に攻められて落城し、島を脱出して本島に逃れ、故郷と同じ名の具志川城を
糸満市の最南端、喜屋武に築いたと言われています。
以前糸満市で見た記憶で正確ではありませんが、そう言われると城壁の感じなどが似てるような
気がしなくもないが・・・・・??

城の大きさは長さが東西82~3メートル、南北の巾は二の郭で33メートル、一の郭で
16~7メートルです。

早速入ってみましょう。
この階段を上ります。


この上がお城の入口、城門になります。

ここが登り切って城門を入ったところの「三の郭」です。

この前方の海側が「四の郭」になります。

右奥が二の郭です。

このお城の周囲は安山岩や琉球石灰岩の野面積みで組まれていますが、入口の門の部分は
切石を用いた痕跡もあるようです。

それではさらに海岸まで行きます。
ここにはミーフガーと言われる岩があります。
子宝に恵まれない女性がこの岩に拝むと御利益を授かれるといういわれがあり、「女岩」とも
言われます。
南にあるガラサー山(男岩)とこのミーフガー(女岩)のセットで祀られています。


周囲は隆起珊瑚の石灰岩でガサガサの鋭い岩が多く、触ると怪我をしそうな感じです。

海岸から242号線を東方向に進んでちょうど北部に当たるところに「天宮城(アンマーグスク)」と
「タチジャミ」という大きな岩があるので見ましょう。

駐車場から海岸への階段を下りる途中に「天宮城」があります。
この階段を下りて

右側にあります。


海岸まで下りて、下から見上げるとこんな感じです。

足下の悪い海岸沿いを西方面に400mくらい進むと前方に「タチジャミ」が見えてきました。
この岩の特長は幅が70mくらいありますが厚みが約5mの屏風のような形をしています。
足下が悪かったので正面まで行けませんでした。

この周辺は切り立った地形になっているため周囲の4カ所に滝がありました。
結構立派な滝でしたよ。

一帯は静かで緑一色の中にアダンの赤い実や黄色のオオハマボウ(ユウナ)が目立ちました。


人も殆ど通らないのか細い道正面に蜘蛛の巣があちこち張っています。
一生懸命作った巣だからなるべく壊さないように蜘蛛の巣の下をくぐって行きました。

<続く>
Posted by 夏が好き2 at 16:17│Comments(2)
この記事へのコメント
本島の具志川グスクが、久米島に関係あるとは知りませんでした。
久米島のグスクは規模がとても大きく感じます。
ミーフガというのは有名で、写真でも何度か見たことがありました。たぶん、僕も見たんだろうけど。忘れてしまってる。
タチジャミって見事な屏風岩ですね。
こういうのは、なかなか見ることができない。
火山岩のギザギザした石は、山陰出雲で見たものとよく似ています。
雨の久米島 よけいに静かな島に感じました。
久米島のグスクは規模がとても大きく感じます。
ミーフガというのは有名で、写真でも何度か見たことがありました。たぶん、僕も見たんだろうけど。忘れてしまってる。
タチジャミって見事な屏風岩ですね。
こういうのは、なかなか見ることができない。
火山岩のギザギザした石は、山陰出雲で見たものとよく似ています。
雨の久米島 よけいに静かな島に感じました。
Posted by おきなべ
at 2015年09月01日 13:17

おきなべさん
僕も久米島に行って初めて知りました。
沖縄の歴史は奥が深いですよね。
今回久米島では天気が悪く、どこも綺麗な海を見ることができませんでした。
本当は周囲の海は綺麗な色をしてるんだろうなと思いながら眺めていました。
残念です。
僕も久米島に行って初めて知りました。
沖縄の歴史は奥が深いですよね。
今回久米島では天気が悪く、どこも綺麗な海を見ることができませんでした。
本当は周囲の海は綺麗な色をしてるんだろうなと思いながら眺めていました。
残念です。
Posted by 夏が好き at 2015年09月01日 22:35