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2015年12月11日

文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

テレビの散歩番組で樋口一葉が住んでいた場所とその時に使っていた井戸が映された。
この周囲の建物や階段がとても良い感じで僕の大好きな雰囲気だったので見に行きたくなった。
寒かったけれど天気が良いので思い切って出かけました。

賑やかな後楽園駅から5分くらい歩いて路地に入ると、そこはもう閑かな空間です。

この周辺は昔小山だったのかあちこちに小さな階段や坂道があります。
階段を上った道の途中に小さなカフェがありそこから後楽園方面を見た様子です。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

この周辺は道が入り組んでいて分かりにくく何度も行ったり来たりして探しましたが
見つかりません。
近くの地元の方に聞いてすぐに分かりました。
この路地から入って行くようです。
昔の石垣が見事ですね。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

少し進んだ左側に階段があります。この周辺に樋口一葉が住んでいたようです。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

階段を下りると井戸がありました。
一葉もこの井戸を使ってたそうです。
今でも住民が使ってるそうです。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

階段の下から見ると階段左右の家は昔のままの見事な木造で階段に沿って三階建てになって
います。
とても良い感じです。
このままいつまでも大切にしておいて欲しいなと思いました。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)


樋口一葉の詳しいことはあまり知りませんでしたが、今回調べて少し分かりました。
一葉は父の死後、樋口家の多額の借金を一葉が返すことになり
この借金が原因で明治27年から小説を書き始めましたが明治29年に肺結核で
24才という短い生涯を終えたそうです。
この間貧しかった一葉は苦しい家計をやりくりするため近くにある伊勢屋質店に通ったそうです。
これが伊勢屋質店で土蔵の白い外壁は関東大震災後塗りなおしたそうですが、内部は当時の
ままだそうです。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

塀に「一葉ゆかりの伊勢屋質店」という案内板が設置されていました。
何故だか坂道に平行して看板が立っているため斜めになってます。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

この菊坂町周辺はその他に「金田一京助・春彦 旧居跡」や「宮沢賢治旧居跡」があり、
有名な方が住んでいた所なんですね。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

今でもこの周辺にはあちこちに階段や坂や昔風の建物が残っていて不思議に心が落ち着き、
とても気持ちの良い大好きな場所になりました。
大都会の真ん中なのにタイムスリップできる素敵な場所です。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

この散歩で一番気に入った家がありました。
タイトルを付けるとすると「蔦が素敵な家」です。
木造のとても良い感じの家ですね。
こんなの大好きです。
文京区本郷の散歩-1(樋口一葉)

この後、近くの東京大学に向かいます。
<続く>



Posted by 夏が好き2 at 10:18│Comments(0)
 
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